エサオマントッタベツ岳

2014-9-6g
JPからエサオマンを見る。
右下のカールには砂粒ほどに小さな我々のテントが。


《エサオマントッタベツ川~北東カール泊 エサオマントッタベツ岳往復》

2010年7月、入渓するも雨で敗退。
2011年の計画は完全に雨予報敗退。
という経緯があり、遠い山のような気がしていたエサオマンにようやく登頂させていただいた。


※※※ 行動記録 ※※※

9/6(土)
05:00 札幌発
08:20 トッタベツ林道ゲート着
08:45 トッタベツ林道発
09:15 エサオマントッタベツ川入渓
15:30 北東カール着
16:00 テント入り
20:00 就寝

9/7(日)
04:45 起床
06:20 北東カール発出発
08:30 エサオマントッタベツ岳山頂
10:00 北東カール着
11:00 北東カール発下山
16:00 トッタベツ林道着


※※※※※※

2014-9-6j
入渓後しばらく単調な河原歩が続く。
997二股を過ぎると、稜線やカール、その下のナメ滝まで見渡せてくる。

河原

長い河原歩きを経て、ようやく高度をかせぎだす
2014-9-7a


噂の1250mあたりから始まる標高差100メートルとか200メートルとか言われるナメ滝。
2014-9-7b


色々な方のブログを見る限り、悪いとか、怖いとかいう記載を見なかったが、行ってみると実に悪くて怖かった…滑ることこの上なし。
昼過ぎから雨が降っていたからなのか、疲れていたのかビビりなのか。

2014-9-6m

ナメ滝

小雨降る中重いザック背負い、長い長い歩きと登りの末到着したカールは

2014-9-6b

2014-9-6c
一目に見渡すことができないほどの大きさに息を飲んだ。
稜線下の岩盤も、カールも、想像していたものよりずっとデカかった。
これが日高のカールなのかー。感無量。
大きすぎて写真に収まらぬ(ガスって小雨だったので写真は翌朝のもの)。

ちなみに
地図
先行していたはずの二人が、カールに着くと居なかった。雨の中この時間でまさかそのまま稜線に向かったのかと思ったら、しばらくしてから遅れてカールに到着した。
カールへ詰める最後の最後で、沢の分岐を誤って左へ進んでしまい、たいそう藪を漕いだそうだ。
確かに左への分岐は右より水量が多く、一見本流に見えるがカールへ行くには右(赤ライン)が正解です。


2014-9-6k
雨上がり、夕方からはカールでマッタリ


夜、テントで酒を飲みながらゆっくり下らない話をしていたら寝るのが遅くなり、翌朝起きれず出発時刻が予定より1時間半遅くなった。
2014-9-7c

稜線に上がるルートは間違えやすいそうだから慎重に行きましょう。と確認し合い、慎重に慎重を期した結果、巻きすぎて間違えたw
下図の、正解ルート(「コレ」と書いてるやつ)の左の草付き沢形から滑落しそうな草付き急登斜面の尾根をひたすら登り、藪漕いで枝くぐってかき分け、熊の寝床二つ通ってようやく稜線に上がった。
正しく詰めるとしばらく沢形を行き、その後も稜線まで明瞭な登山道のように踏み分けられている。
稜線へ


尾根の藪から自分たちのテントや
2014-9-6i

エサオマンのピークとその奥に幌尻岳が見えた
2014-9-6d



稜線に出たら素晴らしい日高山脈の景色が広がっていた。
2014-9-7


2014-9-7d


2014-9-6e
稜線からエサオマンの姿。

2014-9-6f
稜線のハイマツ漕ぎも正しいルートに合流してからは足だけで歩けるようになる。
JPからカムエク方面を見た図
カムエクにも登ってみたい。いつかこの稜線をずっと歩いてみたい…


2014-9-7e
JPにあっきさんがいた。しばらく話してJPからエサオマンに向かう途中、
ganさんご一行に会った。
知り合いばかりがこの山に入っていた様子(笑)
久々の知人とのこんな場所での再会は嬉しいものです。


寝坊して行動時間の遅れた我々だけは、本来の登頂予定時刻にきっちり1時間だけ晴れていたエサオマンのピークに立てませんでしたw
ガスの中のエサオマンのピークなんて、そこらへんの山と一緒です。山は遠望するのが美しい、晴れてる時間に美しい姿のエサオマントッタベツ岳とその山並みを見られた我々は恵まれていたのに違いない…。。。
ガスガスのピークからそそくさと下山(笑)


2014-9-6h
下山のナメはどうなることかと不安だったが行きほどに苦労しなかった。
重心が背中にあるからなのか…

魚釣ったり寝て休んだりしながらゆっくり下山。もう、最後はロボの動きしか出来ませんでした。
コテンパンな感じで車に転がりこみ、命の温泉メムロ町の鳳の舞にて体を温めほぐしすぎてのぼせて吐きそうになったw

疲労のあまり二度と行かない、と思いながらの長い下山だったが、思い返せばつくづくいい山だった。
日高の山は素晴らしい。


Photo:UE、asa、rie
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Comment

KNG | URL | 2014.09.11 09:23
カールってどこも素晴らしいよね。
カールから上がるとき俺たちも変なところ行っちゃって
やたらと急だったわ~
降りるときも間違えたw
エサオマンは尖っててかっこいいね!
KNG | URL | 2014.09.11 09:26
ところで、うえさん?ボルダーマット背負ってない?w
rie | URL | 2014.09.11 10:14 | Edit
KNGさん>
主に、荒マンさんの記事を読んで慎重になりすぎた結果、間違えたわけですw
KNGさんよくあの鮭の死体みたいな靴で間違い崖ルート行ったね(+o+)
そして
黒岳沢お疲れ様でした!アレやり遂げたKNGさんにはもう、恐れるものは何もないのでは…

あ、ボルダーマットは行商Asaさんのですw
UE | URL | 2014.09.11 21:58
誰もいない山の中(隣に一組いたか)で大声でくだらない話をする。ぜいたく過ぎますね~。実に楽しかった。もちろん山も素晴らしかったね。ありがとお疲れさんす。
rie | URL | 2014.09.12 11:57
UEリーダー>
計画から運転・薮漕ぎまで(笑)お疲れ様でした・ありがとう!
くだらない話のハイライトはもちろんUEさんが●●●●好きだって所です。
疲れたけど最高の山だったね!また一緒に日高の山へ行こう!
Asa | URL | 2014.09.12 12:32
>KNG ボルダーマット、出発時に共同装備だしサーマレストより寝心地良いからと諭され無理やり持たされました… 
なんて嘘だけど、そんな話ありえなくなさそうなメンバーが一名いるよねー
rie | URL | 2014.09.12 19:59
ASA3>
河原で巨岩見つけるたびにホールディング確かめてたの見〜て〜た〜な〜😱
何度もめげそうになったけど(特に帰り)、本当に行って良かったね!
ボルダーマットがあればまたひと味違った楽しみ方も出来ましたな。次回よろしく。
KNG | URL | 2014.09.13 11:33
Asaさん

一名いますねぇ~
最近、言葉に心がこもってないと
俺の中でブームなエリちゃんですね!

ボルダーマットで藪コギとか想像したくないw
rie | URL | 2014.09.16 11:41
KNGさん>
背中はたくましいかも知れないけど心がシャイなので、恥ずかしくて言葉に気持ちを込められませんe-449
だから、言葉がぶっきらぼうなほど、愛情がこもっていることの裏返しってことでe-446(棒読み)
山頂に咲く一輪のエーデルワイスよりe-458

あ、そろそろ精神すり減り系の沢から上がってマッタリとクライミングしませんか(笑)
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