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サバイバル11a

サバイバル

天候に恵まれず7月初めに一便触ってビビリ敗退して以来の。
その前は、2011年9月に4ピン敗退して以来の。
だから、およそ10年越し3便目でのレッドポイント。

垂壁苦手だわ終了点下のランナウトが激しいわで見て見ぬ振りしていたアノルート。

今日は小春日和のせいかココロの体調も良かったようで、嫌だ嫌だも言わずに取り付き、一度もやっていなかった核心も終了点までの冒険ランナウトも無心でこなし、無事終了点に到着。
マサヨ氏もその日の3便目でRP。
終わってしまえばコリャ登れるよね、という感じだが、大昔の敗退の思い出も相まって、今年の目標の一つとして取り組んでいたマサヨ氏以上に完登を喜んだ。


赤岩の3大11ルートがサバイバル、オレンジ、ベルボトムだとか。
自分としては、3つとも多彩なムーブを要求される素晴らしいルートと思うが、オレンジとサバイバルはそれに冒険的要素が含まれて、良いスパイスを効かせている。
特にオレンジは、まるで壁の中でちょっとした旅をしているようだった。

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秋の風

2020-08-22
明日は晴れる11d/12a

ヌメヌメだった月曜とは打って変わって涼しく快晴、岩もパキパキ、最高の状態。
それなのにマサヨ氏の指に肉芽腫なるモノが出来ていて痛い・気分も乗らずサバイバルには触らなかった。

代わりにグレードを落とし、

ワンワンスタイル10c (マサヨRP、リエFlash)
上を見て10c (マサヨMOS、リエ再RP)
明日は晴れる11d/12a (両名RP)


上を見てに関しては、入念にオブザベするマサヨ氏に「ボルト間隔が遠くても落ちないから大丈夫。中間部は岩と岩に挟まれる感じで安心して登れるよ。」などと壁も見ずおにぎり食べながらアドバイスしていたが、マサヨ氏のオンサイト後に自分も登ったら、その中間部は安心どころか露出感が半端なく、恐怖で進退極まりかけたところでお助けカムで何とか突破(10cです)。
クリスタルフェイスが貸切で良かった(笑)

短悪い系の明日は晴れるは各所リーチがバツバツだったが、むしろ人とは手も足も違う箇所を使って登ったと思うので、他の人より楽しめたんじゃないかと思う!(後から他の方々のYouTube動画を見たら、核心はむしろド・正解な男ムーブで登っていたみたい。上の肩を取るトコはクロスで右出した。)


二人ともいずれのルートも完登できて気持ちよく下山。
良い季節になってきた。

オレンジ

オレンジ3
オレンジ11a

マサヨ氏の仕事の都合で電波の届かないサバイバルはやめて、電波とアクセスの良い★★付き課題「オレンジ」(北海道で最初の5.11、赤岩を代表するルート)をやることになった。
数年前、天安門をやったり赤岩をウロついていた時期に見に来た事があるが、スケールの大きな岩にやけにボルトが乏しく、ラインも読めずビビって取り付けなかった。

この課題をやりにカニ岩のガレ場まで行ったら、赤岩の主が帰り支度をしていて、「いい課題ありますよ、登っていきませんかー」と元気に声をかけられた。
今まさにこれをやりに来ました、と答え、この課題の開拓時の話や、主が数年前にリボルトを行ったこと、このルートに対する思い入れなんかを聞かせていただいた。

***

主が帰られた後、マサヨ氏→私の順で取り付いたが結果はズタボロ
1便目は2人揃って3P敗退、自分は3P目以降のムーブというか方向性を発見したが、ランナウトにビビってそこから上には踏み込まず。解決ムーブをマサヨ氏に伝えて岩を降りるw

2便目、その方法でマサヨ氏が突破し4Pを掛けるが、その上のポケットを持てないとのことで核心を超えられずw降りてくる。
私2便目、3Pから上、嫌だ嫌だと駄々こねて、行こうかやめようか大分迷ったあげく結局登り、核心を超えて最終の5Pを掛けるが、今度は終了点までのランナウトにビビってトップアウトせずに下ろしてもらう始末。
その晩マサヨ氏に、「何でルートやってるのか本気で謎だ」とあきれられるが、自分でも謎だ。

マサヨ氏だけ3便目を出しトップアウト。


***

2週開けて訪れたオレンジ、私はその日の1便目、付き合ってくれたタロくんはフラッシュで(怖い怖いと言いながらいつも笑顔)、マサヨ氏は3便目で無事RP。
怖くてもうやりたくないかも、と思ったオレンジだったが秘密兵器のおかげで登る気持ちになった。

前回主が「終了点直下でカムが効く」とコッソリ教えてくれたので、伺った番号のものを早速購入、両腰にぶら下げていった。
コイツがあればランナウトなど怖くないぜ!と大船に乗った気持ちで上部に突入。いざクラックにカムを効かせようと右腰につけていた1番をねじ込もうとするが全然うまく入らない(ちなみに左腰には0.75を携帯)。ちょっとデカすぎる。というか、ぶっつけ本番で、カム使うのもほとんど10年振りという状況で、出来る訳がない。
しばらくガチャガチャやったのち、カムを引っ込め、普通に上部を登り、終了点にクリップしたのだったw
カム作戦失敗でなおさら「こんなマヌケな状況では落ちられん!!」という気持ちになったので、ある意味カムのおかげで登れたのかも知れないw


オレンジ2


翌日、主にお会いして完登を報告したら、主は今日もオレンジをトライしてきたとのこと。
昔登ったルートにもう一度挑戦されている。
30代のときは出来たムーブが今は厳しいと言いつつ、主の笑顔は素晴らしく爽やかで、本当にこのルートを愛しているんだなと感じた。
怖かったけど、スケールが大きくムーブも多彩。主が何度も登りたくなる、こんな素晴らしいルートを登れて良かった。

怖がりまくってごめんなさい。

折込センター

折込センター10d

「隣のマグニチュードをトライする時に終了点を同じくするこのルートからヌンチャクを掛けれるかも」、という姑息な思惑から、次の狙いの候補に挙がった。

このルートはクライミングを始めて1年目の2010年に一度だけ触ったことがある。
当時外のリード駆け出しだった私は、霧でシケシケの日にK蔵氏に連れられ、これは素晴らしいルートであるということを教えられ、ビビりながら取り付いた。
出だしの悪いところで相当モチャついたのだが、そこのホールディングの悪さを強調したらK蔵氏に「こんなのは普通だ」「これぐらいは持てないと話にならない」といった内容のことを言われたのだった。

こないだ週末に秀岳荘に登りに行ったら数年振りに偶然K蔵氏に会ったのでその思い出について話したら、「え、俺、そんなヒドイ事言ったの!?」と笑っていたが、当時の自分は己の未熟さを呪ったものだった(笑)

***

そんな思い出深い折込センターだが、上部ランナウトしていて怖いし、最上部でカムを使用する人もいるという余計な知識もあって、44に訪れるたび何となく取り付けないでいた。
折込横目に日和っていたある日、44で居合わせた最近絶好調のノブちゃんが今日まさに折込をやると言うではないか。
3Fを完登したマサヨ氏も折込をやると言い出す。
半ば受動的に、この怖いルートを10年越しで触る時が来た。
とはいえルートは基本及び腰姿勢の自分はノブちゃんとマサヨ氏の登りをガン見したあとに登り、テンションかけまくりでトップアウトしたのだった。
ブランクがあるとはいえ折込センターは10dで登れて当然だし、ムーブ自体はそれほど負荷はないのだが、10年分の恐怖心と記憶がずっしり重なり、無事トップアウトできたことの安堵感は半端なかった。

***

喜びもつかの間、みんなと別れた後の家に着くまでの車中(わずか10分)で体調が激変。猛烈な胃痛に襲われた。
緊張からの解放によるものなのか、とにかく立っても座っても身体を直立させていることが困難だった。
マサヨ氏の3F完登記念でスキヤキを食べる予定が、激痛にもがきながら日付が変わる頃まで床で苦しむ羽目に。
翌日曜日はクライマーとしては再起不能で、期間限定44クラブの皆に「メンタル弱すぎ」と笑われながらビレイに徹したのだった。


レッドポイントはその翌週、一足先に力強い登りで完登したノブちゃんの後にプレッシャーでガッチガチに緊張した状態で何とか完登。我ながら機械みたいなギシギシクライミングだった。
まだ慣れてないマサヨ氏はその日の3便目で、最上部ものすごい粘りを見せて根性のレッドポイント。
「S谷さんが5分レスト出来るなら俺も1分ぐらいは出来るはずだと信じてやった」はその日の名言だ。

マグニチュードを気迫と集中力であっという間に制したS谷さんに、ノブちゃんとマサヨ氏の熱い姿勢。
ルートってこれだよねぇ。
と、ルート誘っておきながら高い所怖がるという精神的落ちこぼれな自分は、逆にルートの魅力とみんなの頑張りに感動させられるのであった。


折込1
折込センター10d、ガクブルでRPした時

再始動

新型ウイルス禍、移動制限、新生活様式、新クライミングスタイル。
混乱に乗じて再びルートクライミングが出来ることになった。

3F1

ルートの楽しみ再発見。
急にブログも再始動。
(一年前のカナダ旅行記は得意の中途半端でぶん投げ)


3F2
For the fire fighter 11a

ロープワークに苦戦しつつも一つづつ課題をこなす。
おいおい、クリップしてくれよ。
ランナウトを怖がらないクライマーにビレイヤーの方がビビる。

5月にデビュー。おはよう5.9、おやすみ10a、Fire man10c、For the fire fighter11aと登り、これを契機に折込センター10d、サバイバル11a、オレンジ11aへとマサヨ氏育成の名目で一緒にトライ課題を広げているうちに、次第に自分自身がめちゃくちゃ真剣に楽しんでいることに気が付いた。
少なくともこのブログの存在を思い出すほどには興奮状態にある。


写真は2枚ともタロちゃん。ありがとう!
プロフィール

rie

Author:rie
山とスキーとスノーボード。

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